昨日、今夏開催のオレゴン世界陸上の男女マラソン代表が発表されました。
本ブログでは以前、男女ともに代表がどうなりそうかを予想しました。今回はその答え合わせと感想を書いていきます。
男子代表
選出されたのは
- 鈴木健吾選手(富士通)
- 西山雄介選手(トヨタ自動車)
- 星岳選手(コニカミノルタ)
の3名。予想通りでした。
いずれも日本陸連が予め設定していた派遣設定記録をクリアしており日本人1位であることから、特に揉めることも無かったと思われます。
面白いのは鈴木選手と西山選手の所属。東京五輪代表の中村匠吾選手と服部勇馬選手に変わる形で2人が代表に入ったことになります。駅伝強豪チームの2つですが、マラソンも強いです。
懸念するのは西山選手と星選手がともに2戦目レースが世界大会ということ。MGCが設定された背景にマラソンは2戦目は失敗しやすいというのがあります。初マラソンで成功して日本代表になって世界大会で好走したケースが稀なのだそうです。その悪いジンクスを2人がはねのけるかに注目です。
女子代表
男子に比べて大変だったのが女子だと思います。実際に選出されたのが
- 一山麻緒選手(ワコール、4月から資生堂)
- 松田瑞生選手(ダイハツ)
- 新谷仁美選手(積水化学)
の3名。僕の予想は・・・・当たっていました(下記参照)
一山選手と松田選手は問題なく決まったことでしょう。
問題は新谷選手と名古屋ウィメンズで1位だった安藤選手。記者会見で高岡監督は新谷選手の記録が安藤選手より1分以上速かったからと仰っていました。僕は安藤選手のマラソンでの引き出しの少なさとそれによる世界大会での弱さをブログでは指摘しました。
どちらにせよ安藤選手にとっては悔しい結果になりましたが、彼女はアジア大会の代表に選出されました。
これも以前の上のブログに書きましたが、彼女の苦手とする夏レースで今まで経験したことのない優勝を手に入れることで、マラソンランナーとして1段階上に行き、更に強くなった(引き出しが増えた)状態で今回の世陸代表の3名とMGCで戦ってほしいです。
以上、オレゴン世界陸上マラソン代表予想。結果は大正解でした!!