ドラゴンボールを全巻読む
人それぞれに子供時代の思い出、忘れられないもの、それを抜きには自分の人生が成り立たないもの、青春とあると思います。
僕の場合はテレビゲーム、スポーツ、そして漫画でした(今思うと生産性がないな~そのせいで苦しんでいるんだよな~と呆れますが)。
そのうちの1つ漫画でドハマりしたのが「ドラゴンボール」でした。僕にとってドラゴンボールは青春の一部である。
キッカケはテレビ
ドラゴンボールとの出会いのキッカケはテレビでした。まだ幼稚園の頃でしたがなぜか観始めて、始めて観たのはちょうど魔人ブウ編でトランクスと孫御殿がフュージョンをしてゴテンクスとなり、魔人ブウにやられる回だったのを記憶しています。
そこからドラゴンボールZを最終回まで観て、その後ドラゴンボールGTも最後まで観ました。そのあとのアラレちゃんも観ていましたね。最後まで観たのかどうかは記憶がありません。
テレビから漫画へ
ドラゴンボールGTが終わってからしばらくジャンプ系の漫画には縁がなく、コロコロコミック系の漫画を読んでいた小学生時代だったのですが流れが変わったのが小学校高学年から。友達の家に行ったらドラゴンボールのコミックスがあったのです。
「え、漫画であるの?」
と思い、そこから本屋さんや古本屋さん(ブックオフ等)に行き、大量に買っていく日々が始まりました。当時の僕はアニメには原作があるなんて知らなかったのです。
結末を知っているが故の楽しみ方
アニメで魔人ブウ編を観ていた僕にとって、ドラゴンボールとはどう終わるのかが分かっているものでした。魅力的なキャラクターがいることは知っていましたが、それらがどうのようにして登場し物語の一部となっていくのかは知りませんでした。
物語を追うごとに1人1人と集まってくる様子を最初から追っていくのがとても楽しかったのを覚えています。また、今まで断片的にしか知らなかったものが繋がっていきます。ピッコロってなんで若返ったんだろう?フリーザやセルって見た目が変わるけどなんで?トランクスってなんで大きかったのに子供になっているの?それが繋がっていくのも読んでいて楽しめました。
リアルタイムで追っていたら、悟空がスーパーサイヤ人になるところは本当に盛り上がっていたと思います。それが出来ないのは残念ではありましたが、別の楽しみ方があったのは良かったです。
漫画を読み終わった後は
無事に42巻読み終わった数年後、ドラゴンボールが再び脚光を浴びるようになります。プレステ2のゲーム、完全版のコミックス、そしてドラゴンボール改、ドラゴンボール超や映画といった再映像化。
僕が幼稚園のころ終わった漫画が今や2022年を生きる幼稚園児ですらドラゴンボールのことを知っている時代になりました。
なんとも言えない奇妙さがありますが、良いものは世代をこえて語り継がれるという事だと思います。そういうものはできるだけ多く経験しておきたいと思います。