人生で1回はやってみたいことというのは、1回やれば十分ということが多くて今回の「バンジージャンプ」もそれに当たります。
なぜバンジージャンプをしたいと思ったのか
理由は特にありません。ただただ
「バンジージャンプっておっかなさそうだな~。でも1回くらい試してみてもいいかな~。」
と思ったからでした。
バンジージャンプについて知るキッカケとなったのは子供のときにみたテレビのCM。当時、僕が住んでいた香川県の北にある岡山県。そこに鷲羽山ハイランドという遊園地があるのですが
そのCMで大いに宣伝されていたものこそバンジージャンプだったのです。それを観た時は「こんな怖いものできるはずがない」と思ったわけですが、時が経つにつれ絶叫系ライドに関する耐性もつきいけるんじゃないかという気にもなってきたわけです。
バンジージャンプじゃなかった事件
具体的にバンジージャンプをしてもいいかなと思い始めたのが大学生になってからのこと。卒業して1年後にラスベガスに行く機会があり、そこのストラスフィアタワーという高さ253mのタワーから飛び降りるというアトラクションがあると聞いたので試してみることに。
ただ、これはバンジージャンプではなくワイヤーに身体がくっついており、それを滑走しながら落ちるといったものでバンジージャンプとは違っておりスリルがあるとは言い難いものでした。
公式サイトによると値段は$129.99。僕がしたとき(10年前くらい)は$100mくらいだったような。
バンジージャンプ発祥の地へ
3年前ほどに結婚式と新婚旅行を兼ねてニュージランドにいきました。訪問したのは南島のクイーンズタウンとテカポ。実はクイーンズタウンにあるカワラウバンジーはバンジージャンプの始まりと言われており、日本のテレビでも度々取り上げられていたのを覚えています。
そんな背景を知ってしまったらここでやるしかないと意を決して挑戦することにしました。
ちなみにそのお値段は205ニュージーランドドル。日本円にすると17000円ほど。ストラスフィアタワーより高いではないか・・・。
挑戦してみた結果
まず同意書に驚きます。何があっても私達は責任負いませんみたいな。これは想定済みです。
そして次に待ち時間の長さ。それも当然です。たくさんのバンジージャンプをしたい人たちが数箇所しかない場所で待っているのですから。しかも万が一の事故が起きないようにしっかり安全装備を点検するので1人1人降りるのに時間がかかるわけです。
そのようにして待っている間にソワソワしてきます。僕自身は平常心を装っているつもりでしたが、一部始終を観ていた妻からは
「顔が引きつっていた」
と言われました。死刑を待つ受刑者の気持ちってこんな感じなのでしょうか?
そしていざジャンプする時になると、最初は飛び出すのに躊躇すると思いましたがあまりそういうのはなく勢いよくジャンプ(したつもりでしたがただ足場を踏み外して落ちただけかもしれません)。落ちてからは徐々にスピードが加速して「速い!」と思ったら真下に落ちてゴムによってビヨンビヨンと跳ね跳びます。これも全く痛くなく「ああ~飛んでるな~」と思うくらいです。
そうして最後は川で待機していたボートに乗って終了。
非常に貴重な体験でしたがもういいかなというのが感想です。ただ、人生において1度は経験しても損はない(お金は結構かかるけど)というのは今でも思います。体験したこと無い方、ぜひ。