ここまでアメリカ留学に挑戦するまでを紹介してきました。
センター試験は受けたくないという後ろ向きな理由から始まった海外留学挑戦でしたが、紆余曲折はありながらも無事4年間で終了することができました。今回は留学をして感じたことを書いていきます。
経験がもたらすもの
生まれてから死ぬまでずーーーーっと同じ場所で過ごす。それはそれで1つの人生です。悪いことなど全然ありません。
でもそこを出るとあなたが知らない世界があるのです。香川県出身の僕にとってそれは東京であり、そしてアメリカのような海外でした。テレビをみると東京の街並みやアメリカのスポーツや経済が紹介されていました。
これらを経験せずに生きるのも良いでしょう。でも直に経験することであなたの人生観というものは変わるはずです(このブログのテーマ自体がいろいろなものを経験して成長していこうというものです)。
何かを経験したあなたはもう同じ人間ではいられない。
なんかこんな感じの名言ってありませんでしたっけ?
住むことで分かること
ここで大事なのは実際に住むということ。観光でその場に行くのと、ある程度の期間住むのでは全然違います。観光は明るい側面を観るのが中心になりますが、住むというのはその場所の良いも悪いもみることになるからです。
実際に僕がアメリカに住むことで感じたのは
- アメリカは決して特別な国ではない。ごく一部の天才たちによってその国力を維持している
- 日本のほうがサービスの質が髙く人も優しい。街並みは綺麗
- 自由で寛容である。あなたが何を着ようと、何をしようと構わない。日本だとマナーや服装に厳しいところがありますがアメリカはそこまででもない
- 実力主義である。実力があることをみせればみんなが認めてくれる。逆もまた然り
- 意見をいうことの大切さ。日本人の気を使ったり言われなくても分かるという能力はアメリカではありません。言わなくても分かるだろは通用しません。
といったところでしょうか?観光だとこういったことは経験することができません。
常識なんてありゃしない
中学校のころ、地理の授業で「アメリカは人種のサラダボウル。様々な民族が暮らしている」と習いましたが実際はそれ以上。大学だからというのもありますが、アメリカ人のみならず中国人、韓国人、台湾人、サウジアラビア人、ベトナム人、タイ人、シンガポール人、モンゴル人、ドイツ人などなど色々な国の学生たちが留学していました。
アメリカ人だけでも多様性がすごいのに、ほかの国の人も含めたら日本でいう「常識」なんてあってないようなものです。日本にいた頃は物事に対して「こうでなければならない!」と厳しい態度をとっていたのがアメリカで色々な国の人と接することで「あ〜そういう考えもあるんだ〜」とか「別にいいや〜」と相手を尊重するようになります。
人生で1度は海外留学をしてほしい
僕が若者にしたいアドバイスの1つが海外留学です。自分の常識を壊してほしい。世界は広いということを実感してほしい。人はそれぞれ違うんだということを感じてほしい。そこで得た価値観は必ず将来生きてくるはずです。
僕自身、今は成功者とはいえません。多額のお金を払ってくれた両親にも大変申し訳無いです。でも、海外留学をしていたからこそ、今があり将来多くの人の役に立てるのだと信じて、今を真剣に生きていきたいです。
そのためにも日々成長です。