現在簿記3級のテストに向けた準備中というのを以前の投稿で紹介しました。
今回は勉強をしていて間違えたことのある箇所について備忘録も兼ねて記していきたいと思います。
会計期間と期中の違い
会計期間は一定期間を区切って経営成績と財政状態を明らかにする期間のことを言います。僕は期中との違いが分からなかったのですが、調べてみると
- 期首、期中、期末を含めるのが会計期間
- 期中は会計期間の一部
らしいです。こういうふうに覚えておけば間違いないですね。
振込手数料に注意
1つの銀行口座から別の口座にお金を移動させるときに手数料がかかることがありますが、その際にどちらに手数料がかかるか問題文をよく読んでおく必要があります。
大体はお金がなくなる方だと思いますが、問題文をよく読んでおくにこしたことはありません。
引取運賃の取り扱い
商品を仕入れたときに送料や引取運賃が発生することがあります。その際の取扱なのですが、こちらが負担する場合には”仕入れの一部”として取り扱う必要があります。
例えば
”商品を10000円で仕入れた。弊社負担の送料は1000円だった。”
と書かれていれば仕入額は11000円となるわけです。
これが先方が負担すべきものをこちらが一時的に支払ったというときは立替金勘定を用いるか、掛に反映させるようにします。
クレジット売掛金
クレジット売掛金は手数料が発生します。それが販売時なのか、代金回収時なのかによって支払手数料が発生するタイミングが変わるので、問題文をよく読む必要があります。
利息計算について
利息計算をする際に問われるパターンは3つ。
- 年計算・・・1番簡単
- 月計算・・・簡単。年の利息を12で割って必要な月数をかけるとよい。もしくは年の利息✖(必要な月数➗12)
- 日計算・・・1番ややこしい。月々の日数が違うのでどの月が30日なのか、31日なのかを判断する必要がある。語呂合わせとしては「にしむくさむらい」というのが役立ちます。に(2)が28日、しむく(4,6,9)が30日、さむらい(士=11)も30日になり、その他の月は31日となります。
預かり金と積立金
給料から引かれるものが色々あります。それぞれ理解しておく必要ありです。
- ”立て替えておいた”という文言がでてきたら”従業員立替金”
- 従業員負担の〇〇(旅行積立とか)がでてきたら”従業員預り金”
- 健康保険料の従業員負担分は”社会保険料預かり金”
- 源泉所得税は”所得税預かり金”
となります。個人的には社会保険料預り金と従業員立替金がごっちゃになって分かりづらいです。見分け方の1つの判断例としては、まだ貰っていないものを支払う場合、もしくはすでに立て替えていて給料から差し引く場合は”従業員立替金”、すでに貰っているものを支払う場合は”社会保険料預り金”となります。
つづきます。