簿記3級の注意点その3

現在簿記3級に向けて勉強中です。

その過程で様々な問題に取り組んでいます。大体正解なのですが、その中で間違えてしまった問題もあり、今後のミスを減らしていきたいという意味でもこのブログで対策について紹介していこうと思います。

前回投稿

簿記3級の注意点その2

証ひょう問題はよく読む

証ひょう問題は一見、面倒ですが時間をかけてよく読めば恐れるに足りません。手数料や発送費、立替金などは必ず記載があるのでそれらを見逃さないようにします。結構目立たないところに重要なことが記載されていることもあるので隅々までみることが大事です。

試算表問題は耐久戦

試算表の問題は

  1. 仕訳を行う
  2. 各勘定項目の貸し借りをまとめる
  3. 必要に応じて残高を計算する

という3ステップが必要です。とても時間がかかるため、解いている間に集中力が消耗し作業が雑になるところで凡ミスを犯すのが嫌なところです。

この問題で僕が犯したミスは

  1. 支払手形と受取手形がごっちゃになる
  2. 仕訳後の取りまとめで拾い忘れがある
  3. 貸し方借り方の合計が一致しない

というくらいでしょうか?仕訳1つ1つは全く難しくないので、よく読んで慎重にすれば大丈夫です。その後の取りまとめや合計の計算も焦らずやりましょう。とはいえ、本試験は2時間なのでゆっくりゆっくりやってばかりもいられません。7割正解で合格の試験なので、ある程度のミスはしょうがないという覚悟でいるのが1番です。

売上原価の計算

売上原価の計算法は2つ。

仕入勘定を売上原価として利用

1つは仕入を用いての計算法。これは「しっくりくるし」という語呂合わせで分かりやすいです。

(仕入)xxxx (繰越商品)xxxx

(繰越商品)oooo (仕入)oooo

xxxxは期首の繰越商品残高、  ooooは期末の商品残高になります。

当期の売上原価=仕入は

当期の仕入額+xxxx-ooooで求めることができます。

売上原価勘定を利用

もう1つが売上原価勘定を使う方法。これも「しっくりくるし」のような語呂合わせがあるみたいですが、覚えにくいのでしっくりくるしを参考に感覚的に解くのが良いのではと思います。

流れとしては

(売上原価)xxxx (繰越商品)xxxx

(売上原価)aaaa(仕入)aaaa

(繰越商品)oooo (売上原価)oooo

xxxxは期首の繰越商品残高、 aaaaは当期の仕入高、 ooooは期末の商品残高になります。

まず、期首にあった商品を全て売上に回ったとみなすため、売上原価に。次に当期の仕入高を全て売上原価に回し、最後に期末時点で残った商品を売上原価からマイナスします。

語呂合わせはなくとも、感覚的にはわかりやすいのではないでしょうか?

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