効果的だと思った英語の勉強法

前回、前々回の投稿でアメリカの大学に入るのに必要なTOEFLという英語テストを合格するまでを書きました。

海外留学その2〜TOEFLをクリアするまで

今回はその過程において効果的だと感じた勉強法の紹介になります。

そこに住む

できるできないはさておきこれが1番です。日本にいると日本語しか話せなくても問題ありませんが、海外にいるとそこの言葉を話すことが必須となります。レストランで料理を頼むとき、道を聞くとき、ホテルでチェックインするとき、交通機関のチケットを買うとき・・・。

加えて、現地の言語学校に行くとクラスはすべてそこの言語で行われることになります。英語学校だとすべて英語です。最初は圧倒されてわからないこともあるかもしれませんが、時間がたてば慣れるのが人の素晴らしいところ。そして慣れた=英語を聞き取る力が身についたということなのです。

この授業をすべて外国語というのは、ある程度その語学について知っておかないと難しいのでは思いませんか?実際にはそうでもないのです。僕は大学2年時に中国へも留学するのです。中国語は9ヶ月しか学んでおらず、授業も最初は何を言っているのかわかりませんでしたが、徐々に慣れがおき先生が言うことが理解できるようになりました

リスニングというのは言語能力を開発・発展させるにおいて最も重要です。赤ちゃんだってまずは聞くことから始まり、そこから話す、書くと続いていくのです。聞くが0歳から始まり、話すが大体2歳から。書くは5〜7歳からです。文法なんてまだまだその先です。

言語を学びたければ、文法本を読むより、聞くことの強化。そのためには現地に身を置くのが1番です。

言語にふれる機会を増やす

とはいえ、短期留学のような現地に行くのはお金がかかります。今はコロナで渡航することすら簡単ではありません。そこで役立つのは”その言語にふれる機会を増やす”ということです。

1日24時間あるとしてそのうち何時間を英語に費やしているか。学校の授業なんてせいぜい1日1〜2時間。しかも授業は日本語で行われます。そんなのでは英語力は伸びません。日本人の赤ちゃんは24時間日本語に触れています。だから自然と日本語が喋れるようになるのです。もし1つの言葉を使いたいのであれば、その言語にどれだけ触れるかというのが大事です。

具体的な方法は(ここでは英語を想定)

  • 英語の映画やドラマをみる。NetflixやAmazon Prime, Disney+のような配信サイトが発達したおかげで様々な英語のコンテンツを聞く機会が増えました。時間があるのなら、24やLostのような中毒性のあるドラマを1日中英語でみれば聞く力は鍛えられます。ちなみに字幕を英語にすることで、読む力と単語を理解する力も鍛えられます。ただし読むのに必死でわからない単語もあって楽しむことは難しいので、1回目は日本語字幕で観て、理解が進んだ2回目は英語字幕とすればよいでしょう。
  • 英語の音楽を聞く。映画に比べると効果は薄いと思いますが言語に触れるという意味ではとても良いです。歌詞カードをみれば更に良し
  • 英語の辞書をつかう。わからない単語があったら英語で検索。そうすることで英語⇔日本語の変換が脳で行われず、すべて英語で完結するためインプット・アウトプットの出し入れがはやくなります。英語脳をつくるということです。
  • Khan Academyを使う。Khan Academyとは数学や科学といった科目の動画を無料掲載しているサイトです。動画はすべて英語ですが、話し手の英語は分かりやすい。数学や物理など勉強したいときはここの動画をみています。

長くなってしまったので、今回はここまで。

次回はさらなる勉強方法について紹介していきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です