マラソンを走りたいと思った経緯
以前の投稿でハーフマラソンを走りたいと思って完了した経緯を紹介しました。ユージンハーフマラソンというアメリカのオレゴン州ユージンで開催されたハーフマラソンを初挑戦で1時間28分台でゴール。その翌年にもしっかり練習した上で参戦。1時間25分台でゴール。ほぼ1km4分ペースで走ったことで僕は非常に満足でした。はっきり言って1時間25分台というのは当時の僕には十分すぎる結果でこれ以上速くなると思えない。もう一度挑戦してこれ以上のタイムは望めないと思っていたため、次の年はハーフマラソンを走る予定はありませんでした。
じゃあどうする?
出した結果はフルマラソンに挑戦するということでした。やっぱり人生で一度くらいはフルマラソン走りたいじゃないですか。
ユージンハーフマラソンと同日開催でユージンマラソンも開催(というよりはユージンハーフのほうがおまけな感じ)されているので、それにエントリーすることにしました。
ユージンマラソンのサイト
毎年4月末5月初旬、つまりGWに開催されるので日本人にとって行きやすいマラソンです。ユージンは2022年の世界陸上開催地でもあります。ちなみにマラソン選手たちはスタジアムを走りません。
フルマラソンを走るにあたっての準備
フルマラソンを走るに当たり、前もって購入していた金哲彦さんの本を参考にします。参考にした本はこちら
陸上部出身だったにも関わらず練習に関する知識が0だった僕は、LSDとかペース走という練習があることにびっくり。こういう練習をすればいいのかと思いましたが、実際にこの本に沿った練習をしていたかというとなぜかしておらず。やった練習は
- 平日は火木と40分ジョグ
- 土曜も40分ジョグ
- 日曜はもう少し長く、たぶん17kmジョグ、1回2時間ジョグで脚がガクガクになった
こんな感じです。マラソンを舐めきっているとしか思えませんが、マラソンを走ったことのない人間にとってマラソンの苦しみを想像するというのは難しいのです。なんせハンガーノックとか経験したことがあにので比較的楽観的に考えてしまうのではないでしょうか?
1回地元のランニングクラブの練習会におじゃまして32km走(20マイル走)に参加。距離は分からないけど途中でお腹が痛くなって離脱しました。
そしてレース本番
そんな感じで迎えたレース本番。当然のようにジェルとか携帯せずに走り出す僕(そんな概念すらありません)。目標も決めておらず、とりあえず3時間25分くらいでは走れるだろうと思い、3時間25分ペーサーにつきます。1km4分52秒くらいですが、あまりにも楽で10km通過。そこからペースアップしたいと思い、ペースアップ。そのまま飛ばしていると25kmくらいで3時間15分ペーサーに追いついていました。
これはイケルと思い、3時間15分ペーサーについていると、28kmくらいからキツく遅れをとります。そこで上りがあり、ゲームオーバー。もう脚が動きませんでした。そこからは歩いたり走ったりを繰り返してなんとかゴールにたどり着きます。
記録は3時間23分台。練習不足、準備不足、ペースも無茶苦茶。素人のような走りをしながらもよくこの程度で走れたと思います。
ああ〜もうフルマラソンなんて走りたくない!と思ったのですが、この6ヶ月後には大阪マラソンを走ることになるとはその時の僕は気づいていなかったのです。
失敗を繰り返さなかった大阪マラソン
大阪マラソンではユージンマラソンの反省点を活かし
- 30km走(たぶん、距離は分からない、時間的にそうだと思う)を1回した
- 10km以上走る回数が増えた
- ジェルをもっていった(ザパスのジェル)
- 調子が良いからってペースをあげなかった(終始4分40秒切)
で最後で少し失速はしたものの、3時間17分台でゴール。何より歩きませんでした。同じ失敗は繰り返さない。良い経験となりました。
その後、僕は18回くらいフルマラソンを走ることになった。